【彗星読書夜話】山尾悠子「夢の棲む街」を追加

夢の棲む街.001

文学と本にまつわるポッドキャスト・プログラム「彗星読書夜話」。

第3回は、再評価の真っ只中にいる幻想小説家、山尾悠子のデビュー作「夢の棲む街」について語りました。

幻の作家・伝説の作家という扱いを長らく受けていた彼女ですが、
実は評論家の吉本隆明が80年代に『マス・イメージ論』山尾を取り上げていたこと、知ってました?

今回は、山尾悠子の沈黙期とカムバックについて説明しながら、吉本の読解と、私による読解をお話ししています。


ところで、ここからは追加情報。

吉本は、本作「夢の棲む街」が、アメリカを代表する作家エドガー・アラン・ポーの「メエルシュトレエムに呑まれて」を下敷きに書かれていることを指摘しているのですが、

収録で言い忘れてしまったのが、明らかに大渦巻を意識した場面が、実は2箇所あることです。

1番目はもちろん、冒頭の街の描写。これは吉本の指摘通りですね。
2番目は、クライマックスの崩壊シーン。
二重に大渦が出現するという結構恐ろしい小説だったのか、と、後から気づきました。


2019年5月14日23:59までは無料でダウンロードできますので、下のリンクからお早めにどうぞ……!

https://suiseibookclub.stores.jp/

EDITED BY

森大那

1993年東京都出身。作家・デザイナー。早稲田大学文化構想学部文藝ジャーナリズム論系卒業。2016年に文芸誌『新奇蹟』を創刊、2019年まで全11巻に小説・詩・批評を執筆。2018年にウェブサイト&プロジェクト『彗星読書倶楽部』を開始。2020年に合同会社彗星通商を設立。

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