彗星読書倶楽部とは

小説家 森 大那が2018年3月に創設した、本を楽しく読みたい人が集うプロジェクト『彗星読書倶楽部』。
現在は、月額会員制の書籍解説動画配信サイト&本好きのコミュニティとして運営されています。

もともとはオフラインでの読書会を開催し、読書好きな人たちが文学作品を語り合う場を作ることを目的に始まりました。
名前に冠した「彗星」の一語は、耳に残りやすいサ行の音(歯擦音)の単語を森 大那が探していたところ、小説家・稲垣足穂の文章の中に発見されました。
以来、「書物との思いがけない出会いをもたらすマレビト」としての役割を、「彗星」という言葉で象徴しています。

2020年

オンライン化

2020年以後はオンライン読書会を実施し、2021年には文学をはじめとする書籍を解説するYouTubeチャンネルを発足。
絶対に高品質な作品だけを取り上げることをポリシーに動画を配信し、多くの視聴者を集めています。

2022

メンバーシップ開始

2022年からは有料メンバーシップを開始、コミュニティSNS・Discord上でメンバーたちが日夜、本や音楽や映画など、文化的な話題を語り合ってきました。
24時間いつでも楽しめる映像コンテンツと、24時間いつでも仲間たちと交流できる電子空間を提供しているのは、現在も変わりません。

2023

彗星ブランド確立

2023年には「彗星ブランド」というあり方を明確に打ち出し、本来の意味での「文学」=読む・書く技術について最高品質の情報を発信することをアイデンティティとしました。
また、
「【読む・書く・語る】で世界の解像度を上げる」
をキャッチコピーに、

  • 読む=動画コンテンツで文学を学ぶ・楽しむ
  • 書く=執筆講座で文章の書き方を学び、Discordや創作読書会で自ら執筆する
  • 語る=本について語り合い、想像もしなかった発見を増やしてゆく

この3つの要素を通して、利用者の創造性を向上させる方針を制定しました

2023

彗星ブッククラブ開設

また2023年には、彗星読書倶楽部から派生した新事業計画『彗星ブッククラブ』が、中小企業庁の13次ものづくり補助金に採択され、
【書籍を買う・書籍解説動画を楽しむ・書籍のオンライン読書会に参加する】
という3つの機能を備えた画期的オンライン書店として稼働しました。

2025年7月、これまで別個に稼働していた『彗星読書倶楽部 クラブメンバーシップ』と『彗星ブッククラブ』は、すべての機能をひとつのサービス(Webサイト上)へと統合され、ひとつのサービスに生まれ変わりました。
それが、現在の『彗星読書倶楽部』です。

ロゴマークについて

彗星ブランドの現行ロゴマークは、2023年の彗星ブッククラブ開設に際して制作されたものです。
構想段階でのミーティング時、仲間に向かって森 大那が、
「読むことも、書くことも、語ることも、すべて踊ることと同じだ。修練をすれば洗練が待っているが、心から愉しんでいれば身体がひとりでに動き出す。」
と発言したことから、書物をモチーフにはせず、星と踊り子を描いています。
愉しむこと、技術を身につけること、そのどちらも彗星ブランドで体験してほしいという願いが表現されています。

この旧ロゴマークは、森 大那が2020年、黒板にチョークで彗星を描いたものを撮影した写真。
黒板の地色は夜空の静けさと宇宙の限りない奥行きを、彗星とその尾は思いがけず遭遇する書物・体験・発見を表しています。
この写真は現在でも彗星ブランド内で一部使用されています。