暑さが本格的な季節、皆様いかがお過ごしでしょうか。
彗星読書倶楽部のオフライン読書会の開催が決まりましたので、お知らせいたします。
今回は、丸尾末広の名作怪奇漫画『少女椿』(1983)を読む読書会です。
夏の夜、目白のカフェを貸し切って、静かで快適な環境での読書会を開催します。
7月13日の読書会で取り上げる伊藤潤二と並んで、世界から注目される漫画家・丸尾末広の代表作を取り上げます。
見世物小屋のおじさんに騙され、芸人として働かされる少女みどり。
残虐な団員たちのいじめに耐える中、奇術師のワンダー正光が加入したことで、彼女の境遇は変化してゆくが……
実在した戦後の紙芝居が原作でありながら、そこに大幅な脚色を加えた本作は、単行本刊行から40年以上にもわたってロングセラーであり続けています。
美麗で端正な画風、マンガの常識にとらわれない仕掛けの数々がほどこされ、この本自体が読む見世物小屋のようです。
【参加方法】
以下の概要をご一読の上、ページ下部の参加フォームに記入・送信してください。その後、課題作品『少女椿』を当日までにお読みいただき、当日会場までお越しください。
(今回の読書会は、座席に余裕がある限り、当日でも参加申込が可能です。)
【開催日時】
7月27日(日)
20:00~22:00
【場所】
目白(西池袋)
ブックカフェ・ノーム



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@Bookcafe_gNOME
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bookcafe.gnome
〒171-0021 東京都豊島区西池袋2丁目3−10
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【費用】
参加費¥1,000+1ドリンクオーダー(追加注文は各自自由に可能)
【定員】
8名
【課題作品】
【読書会の手順】
- 課題作品を事前に入手しお読みください。
- 会場では読書会の始まりに、自己紹介として、お名前(仮名でも可)・普段していること(ご職業・趣味・創作活動・好きな本など何でも可)をお聞きします。
- 本作の全体的な感想を順番にお話しください。
「ここが良いと思った」
「読んでいてつらかった」
「理解できない部分があった」
など、なんでもOKです。
皆さんが注目したポイントをもとに、参加者それぞれが考えたことを共有していきましょう。
1人で読むだけでは発見できなかったことに気づけるはずです。 - 全員の感想を聞き終わったあと、話題にあがった作中の細部や、読んでいて思いついた事などに司会者が注目し、魅力をまとめながら、参加者同士がコメントし合います。
【読書会のヒント】
・今回の読書会の目的は、「ひとつでも多くの発見を手に入れること」です。語られる感想が多ければ多いほど、新しい発見が生まれます。
・ひとつのひらめきが共有されると、別の誰かが新しいひらめきを生み出します。
・話題が脱線しても大丈夫です。脱線から生まれる発見はバカにできません。適当なところで司会が話題を戻します。
・感想が思いつかなかったら、記憶に残った場面を教えてください。きっと誰かがその文章に感想を付け加えます。
・読書会を盛り上げるポイントのひとつは、「読んでいて思い出したこと」です。全く関係ないけど思い出した映画、ふと頭に浮かんだ絵画、自分の体験など、ぜひ教えてください。
【諸注意】
本と会話を楽しむため、以下の点をご確認ください。
- 宗教・ネットワークビジネスの勧誘はお断りします。
- 写真撮影は他の参加者が写らないよう注意してください。
- 会場では店主・主催者の指示に従って行動してください。